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SCP-1d100-JP

SCP-1d100-JPの例
SCP-1d100-JPの例

アイテム番号: SCP-1d100-JP

オブジェクトクラス: Keter

特別収容プロトコル

SCP-1d100-JPの発生が確認されたセッションは即座に中断され、全プレイヤーに対して状況説明およびケアが行われなければならない。再発防止のため、該当プレイヤー(以下、SCP-1d100-JP-1と呼称)に対しては、事前ブリーフィング、契約書へのサイン、複数回の確認プロセスが義務付けられる。

万が一、SCP-1d100-JP-1が再びセッションに参加する場合は、ゲームマスター(以下、GM)権限を強化したルールセットを採用し、必要に応じてSCP-1d100-JP-1を即座に退席させるプロトコル(コード「NO FUN ALLOWED」)を実行する。

説明

SCP-1d100-JPは、テーブルトークRPG(TRPG)セッション中に発生する異常な現象である。

主な症状は、以下の形で現れる:

SCP-1d100-JP-1に感染したプレイヤーは、自己の行動がセッション全体に悪影響を与えていることを自覚できない特徴を持つ。また、指摘を受けた際に逆ギレ、もしくは無自覚な開き直りを示す場合が多い。

これらの行動は、単なる「プレイスタイルの違い」を超え、セッションそのものを瓦解させる力を持つことから、Keterクラスに分類されている。

補遺 1d100-JP-A

███年██月██日、あるオンラインセッションにおいて、1名の新規プレイヤーがSCP-1d100-JP-1であることが判明。セッション開始10分以内に「俺のキャラは神だから全部成功する」と宣言し、以降ダイスロールを拒否。GMによる収容プロトコル「NO FUN ALLOWED」が発動され、セッションは即時終了した。

この事例を受け、「新規プレイヤーへの事前オリエンテーション」が義務化される運びとなった。

備考

研究者█████の発言:
「最初はただのノリの違いかと思った。違う。これは感染だ。想像してみてほしい、探索フェイズで“突然火炎瓶を投げる”仲間を。」
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