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1. そもそも秘匿処理中って、空気がむずかしい

セッション中、誰かが個別で処理を受ける時間が発生することがあります。

──いわゆる『秘匿』処理の時間

このとき、残りのプレイヤーが何をしていればいいのか、地味に悩むものです。

この「場をどう保つか」が、実は非常に高度な『場のコントロール』の時間になります。


2. 【OKな話題】雑談とセッション周辺トーク

秘匿待機中、基本的に問題ない話題は以下のようなものです。

◉ 軽い雑談(ゲームと関係ない話)

→ 緊張感をほどよく緩める、軽いアイスブレイク的な会話は◎。

◉ セッションの感想(ネタバレを含まない範囲)

→ 盛り下がらない程度に、場の熱を保つ話題がおすすめ。


3. 【NGな話題】情報共有・伏線の予想・キャラの行動理由

絶対に避けた方がいい話題は、以下のようなものです。

× キャラの心理・設定を深掘りする話

→ 秘匿情報と絡みやすく、伏線の匂いが強すぎる。

→ 結果としてメタ読みを促してしまう恐れあり。

× 情報整理・考察・今後の行動相談

→ まだ秘匿処理が終わっていない人を『置き去り』にする形になる。

→ 情報格差が生まれ、不公平感につながる可能性。


4. 【黙っていてもいい】沈黙は悪じゃない

秘匿処理中に無言になること自体は、まったく悪くありません。

特に緊張感のあるシナリオやホラー系、シリアスな卓では、あえて『静かな待機』が空気作りに貢献することもあります。

ただし、気まずい沈黙になりそうなときは──

といったちょっとだけ『観客視点』のつぶやきで柔らかく埋めるのもアリです。


最後に

秘匿処理中は、「今、喋っていいのかな……」と悩む時間。
でも大事なのは、『その場にいる人が置いてけぼりにならないようにする』こと。

それができるだけで、『場を壊さずに待てるプレイヤー』として、全員にとって安心できる存在になります。


最終更新日:2025年7月28日