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1. 自分たちの物語を、『外側から』見てみる

TRPGのセッションは、プレイしているときは『中にいる』感覚になる。
キャラクターとして世界を歩き、事件に巻き込まれ、感情を揺さぶられながら物語を進めていく。

でも、一歩引いて視聴者になってみると、まったく違う景色が見えてくる。
それができるのが──「卓録画」だ。

録画を見返すことで、

といったことが、第三者目線で冷静に見えてくる。

これ、やってみるとなかなかに面白い。


2. 最初は「自分の声」で悶絶する

ただ、最初は全員ここを通る。
「自分の声、気持ち悪すぎない……?」

声・話し方・間の取り方・クセ──
全部が気になって仕方ない。

でもそれは『見えていなかっただけ』の成長ポイントだ。
録画を見ることで、『自分が無意識にやってた癖』に気づける。

最初は恥ずかしくても、だんだん「次はこうしてみよう」と思えるようになる。


3. 自分も物語の一部だったことが、実感できる

プレイ中は「この場をどう乗り切るか」で精一杯。
周囲のセリフも自分の発言もあっという間に流れていってしまう。

でも録画なら、『もう一度ゆっくり追体験』できる。

そんなふうに、自分も確かに物語の一部だったことが、胸に落ちてくる。


4. 他人のロールプレイは、後からの方が響くこともある

録画を見ると、「卓中では気づかなかった誰かのすごさ」に出会える。

そうしたものが、視聴者としてようやく受け取れる。

これは本当に学びになるし、仲間へのリスペクトも深まる。


最後に

卓録画はちょっと怖い。でも、すごく面白い。

自分の声に戸惑い、癖に赤面し、「もっとこうできたな……」と反省するかもしれない。

でも、だからこそ次はもっと楽しくなる。

それが、卓録画という『もうひとつの視点』がくれるもの。

もし機会があれば、ぜひ一度やってみてほしい。
そこには、あなたのTRPG人生を深めてくれるヒントが、たくさん詰まっている。


最終更新日:2025年5月8日