「ロールプレイどうぞ」からの第一声

カテゴリ:対人・コミュニケーション編 / 筆者:キョロ

1. 緊張して当然。「何か言わなきゃ」と思わなくていい

「ロールプレイどうぞ」と言われた瞬間、
頭が真っ白になるのは、まったく普通のことです。

でも大丈夫。
“完璧なセリフ”じゃなくていい。
“何か言うこと”そのものが大事です。

2. 迷ったときに使える第一声のタイプ別ヒント

①【状況確認型】

その場の状況を“キャラとして”確認するセリフ。

→ 風景や周囲に触れることで、入りやすくなります。

②【感情吐露型】

キャラの気持ちをそのままセリフにする。

→ 飾らない本音から入ると自然に声が出やすいです。

③【相手への呼びかけ型】

仲間やNPCに話しかける形でスタート。

→ 誰かに“投げかける”ことで会話が生まれます。

④【ぼそっと独り言型】

独白はハードルが低く、演出としても便利。

→ 無理に“会話”を始める必要はありません。語りかける相手がいなくてもいいのです。

3. 声に出すことで、キャラが動き出す

ロールプレイの第一声は、
「このキャラで喋ってみる」という実験の一歩目です。

大事なのは、「何も言わずに固まる」状態を抜けること。

その一歩を踏み出せば、
キャラの口が勝手に動き出す瞬間が、きっと来ます。

● 最後に

それでも出てこない時は、
無理しなくて大丈夫です。
「……少し考えます」とPL発言で言ってもOK。
あるいは、「ちょっと間を取るように立ち止まります」と描写でつなぐのも手です。

TRPGは舞台ではありません。
“いま出てこない感情”もまた、キャラの一部。

焦らず、慣れれば、
「ロールプレイどうぞ」が楽しみな時間にきっと変わっていきます。

投稿日:2025年5月8日
最終更新日:2025年5月8日

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