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1. 「何か言わなきゃ」と思わなくていい

「ロールプレイどうぞ」と言われた瞬間、頭が真っ白になるのはよくあることです。

でも大丈夫。
『完璧なセリフ』じゃなくていい。
『何か言うこと』そのものが大事です。


2. 迷ったときに使える第一声のタイプ別ヒント

①【状況確認型】

その場の状況を『キャラとして』確認するセリフ。

→ 風景や周囲に触れることで、入りやすくなります。

②【感情吐露型】

キャラの気持ちをそのままセリフにする。

→ 飾らない本音から入ると自然に声が出やすいです。

③【相手への呼びかけ型】

仲間やNPCに話しかける形でスタート。

→ 誰かに『投げかける』ことで会話が生まれます。

④【ぼそっと独り言型】

独白はハードルが低く、演出としても便利。

→ 無理に『会話』を始める必要はありません。語りかける相手がいなくてもいいのです。

3. 声に出すことで、キャラが動き出す

ロールプレイの第一声は、
「このキャラで喋ってみる」という実験の一歩目です。

大事なのは、「何も言わずに固まる」状態を抜けること。

その一歩を踏み出せば、
キャラの口が勝手に動き出す瞬間が、きっと来ます。


最後に

それでも出てこない時は、無理しなくて大丈夫です。
「……少し考えます」とPL発言で言ってもOK。
あるいは、「ちょっと間を取るように立ち止まります」と描写でつなぐのも手です。

TRPGは舞台ではありません。
『いま出てこない感情』もまた、キャラの一部。

焦らず、慣れれば、「ロールプレイどうぞ」が楽しみな時間にきっと変わっていきます。


最終更新日:2025年7月27日